あらゆるゲームには効果音が不可欠で、また、音楽も非常に重要な役割を果たしています。もちろん、GameMaker Studio 2 でゲームにサウンドを追加する方法も知っておかなければならないでしょう。新規サウンド リソースを作成するには サウンド エディター を使用します。
GameMaker Studio 2 のサウンドには非圧縮形式と圧縮形式の両方が使え、圧縮形式の場合は実行時の処理方法について指定できます。非圧縮形式としては WAV 形式のファイルを、圧縮形式としては MP3 と OGG 形式のファイルをサポートしています。一般的に、WAV は短い効果音に、MP3 や OGG は長い効果音や音楽に使用されます。ほかのリソースと同様に、区別しやすいよう "snd_" のような接頭辞をサウンドの名前に付加することをおすすめします。
サウンドを追加するには、サウンドの追加 をクリックして、ファイル エクスプローラーからファイルを開くだけです。ファイルを読み込んだら、表示されている再生コントロールでプレビューしたり、ファイルをエクスポートするときのプロパティを変更したりすることができます。よくわからない場合は "そのまま" にしておいてください。ただし、音楽や MP3 形式のサウンド ファイルを追加する場合は、属性を 圧縮 - ストリーミングなし に変更する必要があります。サウンド エディターの詳細については こちら を参照してください。
サウンドはディスク サイズが大きくなるため、ゲーム プロジェクト向けにサウンドを作成するときには注意が必要です。ほんの一瞬しか再生されない効果音を、48KHz で作成する必要がどこにあるのでしょうか? もしかしたらそうでなくてはならない理由があるのかもしれませんが... たとえば効果音のサンプリング レートを 11,025Hz や 22,050 Hz 程度に下げてみたり、音楽やループ音などには圧縮形式のファイルを使用することも検討するようにしてください。3D 位置オーディオ エフェクトを使用する場合は、追加するサウンド ファイルがモノラル でなくてはならない ことに注意してください。
それではサウンド エディターを閉じて、次はオブジェクトを作成してみましょう...