イントロダクション


GameMaker Studio 2 は、あなたの先進的で革新的なゲームやプロトタイプのアイデアを、複数のプラットフォームをターゲットに迅速かつ直感的な方法で実現させるためのツールです。主に 2D ゲームを作るためのツールとして設計されており (もちろん 3D のゲームだって完璧に作れてしまいますが)、あなたの夢やアイデアの実現に役立つさまざまなツール、エディターが付属しています。最終的には、共通のベース リソースから複数のプラットフォームへ移植可能です。

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まだプログラミングに不慣れな人、またはこれまでにゲーム制作ツールを使ったことのないような人のために、GameMaker Studio 2 は直感的で使いやすいアクション アイコン ベースの Drag and Drop (DnD™) インターフェースを採用しています。このビジュアル スクリプトを利用して、あなただけのゲーム制作をスピーディに始めることができます。さらに、あなたが経験豊富なプログラマーであれば、ゲーム制作に最適化されたスクリプト言語である GML を使用してゲームを制作できます。また、DnD™ アクションから GML 関数を呼び出すといったふうに、その両方を組み合わせることもでき、より柔軟なゲーム制作が可能になります。いずれも直感的にわかりやすくレイアウトされており、ゲームのさまざまな要素を IDE 内で "チェイン" することで、ワークフローをユニークかつ視覚的に表現しています。

IDE は非常に柔軟な設計になっており、デフォルトの状態では必要な機能が足りないというケースでも、必要に応じて プラグイン システムを使って自由にカスタマイズすることができます。もちろん、GameMaker Studio 2 はデフォルトの状態でも強力なツールが多数付属しています。たとえば、オリジナルのスプライトやタイルセットを作成するための完全な 画像エディター が内蔵されていますし、Spine スケルトン アニメーションSWF などの外部エディターで作成したベクター ファイルのインポートも可能です。これらの画像ファイルを用意できたら、それを オブジェクト エディター からオブジェクトへ割り当て、コードまたは DnD™ アクションを追加して、ルーム エディター から任意のゲーム ルームへ配置します。ほかにも、パスタイムラインシェーダー などを操作するためのツールが多数内蔵されています。

このヘルプ ファイルは、GameMaker Studio 2 について知っておくべきことや、GameMaker Studio 2 を使ってあなただけのゲームを制作する方法について説明しています。GameMaker Studio 2 のようなツールがあるからといって、実際にコンピューター ゲームを作るのは容易なことではありません。"MMORPG をつくる" ボタンを押すだけでゲームが完成するのならどんなに楽なことか! ゲームとは、さまざまな要素が複雑に絡み合って成立しているものです。たとえばゲーム性そのものであったり、グラフィックやサウンド、ユーザーとの対話など... ほかにもいろいろありますが、とりわけ必要になるのが忍耐力です。ゲーム制作においては、このうちひとつでも欠くことはできないことを頭に留めておいてください。GameMaker Studio 2 は、もちろん強力なツールであることには違いませんが、ボタンを押していくだけで何もかもを実現できるわけではありません。まずは簡単な例から始めていきましょう。GameMaker Studio 2 を使ってゲームを制作してみると、ゲーム制作は単に楽しいというだけではなく、大きな達成感を得られるものであることに気づくでしょう!

より多くの情報やサンプル、チュートリアル、アイデア、そしてあなたの助けになるであろうフォーラム、そのほか素晴らしいサイトへのリンクについては、YoYo Games のウェブサイトをチェックしてください:

  1. YoYoGames.com